東京入国管理局が、日本語学校などで学ぶため来日する留学生の在留資格審査を厳格化させていることが、yahooニュースに掲載されていた。
不法滞在などへの対策強化が背景にあるが、東南アジアなど一部の国では在留資格の交付率が激減し、日本留学への門が一気に閉ざされたと書かれていた。
留学生の増減は日本語学校の収益にも影響するが、非常勤講師も学生数に応じて増減する。
留学生が減少すれば、日本語教師の非常勤講師の採用は狭き門となる。
現在、日本語学校は、専任講師より非常勤講師が多いのが現状であり、非常勤講師なくしては経営が成り立たないと言っても過言ではない。

◎私が過去に非常勤講師として勤務した学校での問題をいくつか上げてみますが、非常勤が冷遇されている学校が多いのではないでしょうか？

（私の経験）
★最悪だったのは、横浜市内の日本語学校で、突然理由も明かされず解雇されたことで。今でも分からない。
★上から目線の専任講師が、非常勤講師を馬鹿にする言葉を連発。例：「非常勤でしょ。」
★校長に１度も会ったことない、教務主任が全てを仕切っているブラックな日本語学校。
★テキストは１冊だけで、他は全て授業前に印刷して使うようにと指示される著作権無視の日本語学校。
★時間外の仕事を押し付けてくる専任講師。（印刷物やテストの採点）
★やたらと非常勤講師を締め付けるルールが多い日本語学校。
★専任講師の経験があるにもかかわらず、未経験者扱いで最低限の賃金からスタート。
★低時給にもかかわらず、さらに契約時の時給から所得税１０％を差し引かれた明細を手渡された。

◎上げればきりがないくらいブラックな日本語学校が数多く存在します。その実態を明らかにして、ネットを通して情報発信し、今後の日本教育の非常勤講師の待遇改善につなげていきたいと思います。