全国日本語教育非常勤講師会☆JJPTブログ

◎本会は、非常勤講師の横のつながり、交流の場、役立つ情報提供 の場として開設。「絆・仲間・追及」が本会のモットー。メンバーは随時募集。オンライン代表のYukitoは「italki」で、プロの日本語講師。留学生の論文添削(志望理由書・研究計画書などの添削)と大学・大学院の面接練習がメイン。BASEの「JJPT日本語教育教材販売」で「過去に合格した模擬授業の教案」などを販売中!https://jjpt.theshop.jp/

★登録日本語教員の国家資格の制度化により、この業界も大きく変わっていくことが予想されます。このブログを非常勤講師の方々の交流の場として利用していただきたいと思います。
★日本語教育の非常勤講師として一緒に考えていきたい、また、こんなことをしてみたいと思われる方がございましたら、会員応募をお願いいたします。

【JJPT代表 森幸人 プロフ】
〇元公立学校管理職、広島大学大学院修了
〇 国内外の大学で日本語の専任講師を経験
〇現在、 オンラインプラットフォーム「italki」のプロの日本語講師
〇ノンフィクション出版。

日本語学校によっては、毎学期、学校の都合で非常勤講師のコマ数が変わる学校がある。
毎学期、増えたり減ったりたまったものではない。
良心的な学校は、希望時数を100%叶える。
そんな日本語学校は稀かもしれない。

私自身、何度もコマ数の増減を経験した。

一番酷いのは時間割を変更して、シフトが組めないという理由で、非常勤講師の担当コマ数を削ることもある。

4月から留学生卒業に伴いクラス数が減少する。
すると、当然のことながら、コマ数も減ってくる。
この時期の非常勤講師の求人は少ない。
それだけではない。
コマ数を減らされ、最悪の場合、契約を更新をしない。
こんな汚いやり方をする日本語学校はざらにある。

卒業に伴いコマ数が減少するにも関わらず、現状の非常勤講師数と担当コマ数を変えない良心的な学校もある。
専任講師の担当コマ数を減らすことで対応しているのである。

留学生が増えたら非常勤講師を増やし、留学生が減ったら非常勤講師数を減らす、こんな日本語学校は辞めた方がいい。

最近、日本語教師のコマ給が上がっている。
45分で2,000は当たり前かも?
高い日本語学校で1コマ45分で2,500円だそうだ。
となると45分1,800円は安く感じる。
数年前までは1,500円くらいだったが、
何と言っても日本語教師が不足している。
ある日本語学校の校長に尋ねたことがある。
また、専門学校でも足りておらず、事務職員が日本語を教えていると言っていた。
元々、日本語教師は資格らしい資格はないが、果たして事務職員が教えるのことを入管はどうとらえているのか?
入管は、日本語学校の実態を知らないのでは?
コマ給から話がズレたが、学生数に応じた講師数は規定があるはず。
文書上、ごまかしている可能性もある。
コマ給も2,000円払ったことにして、実際には1,800円しか支払われていないかも?
差額は当然のように学校の利益になるというわけだ。
これは悪魔でも想像に過ぎない。



最近、日本語学校の学生が中国系進学塾や英会話教室をかけ持っている状況をよく目にするようになった。
この背景には、中国が豊かになったことがある。
以前は日本語学校へ留学するだけで精一杯の出稼ぎ留学生が多かったが、様変わりしている。

今後、中国からの留学生が減らない限り、増えることはあっても中国系進学塾は減らないだろう。

留学生の多くは4月に卒業するので、必然的にクラス数が減り、非常勤講師の求人も減ってくる。
この時期の求人は激減する。
夏から秋の求人は増えるので、そのころに応募する方が採用されやすい。
できれば複数校勤務する方が担当時数を減らされなくて済む。

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