全国日本語教育非常勤講師会☆JJPTブログ

◎本会は、非常勤講師の横のつながり、交流の場、役立つ情報提供 の場として開設。「絆・仲間・追及」が本会のモットー。メンバーは随時募集。オンライン代表のYukitoは「italki」で、プロの日本語講師。留学生の論文添削(志望理由書・研究計画書などの添削)と大学・大学院の面接練習がメイン。BASEの「JJPT日本語教育教材販売」で「過去に合格した模擬授業の教案」などを販売中!https://jjpt.theshop.jp/

★登録日本語教員の国家資格の制度化により、この業界も大きく変わっていくことが予想されます。このブログを非常勤講師の方々の交流の場として利用していただきたいと思います。
★日本語教育の非常勤講師として一緒に考えていきたい、また、こんなことをしてみたいと思われる方がございましたら、会員応募をお願いいたします。

【JJPT代表 森幸人 プロフ】
〇元公立学校管理職、広島大学大学院修了
〇 国内外の大学で日本語の専任講師を経験
〇現在、 オンラインプラットフォーム「italki」のプロの日本語講師
〇ノンフィクション出版。

非常勤講師も年次有給休暇が5日間取得可。
意外と知られていないかも?

2019年4月から労働基準法改正に伴い義務付けられている。


仮にコマ給45分2,000円として、1日4コマで8,000円。
年次有給休暇5日で8,000円×5日=4,000円ということになる。
ただし、勤続日数と所定労働時間を満たせば5日取得可、状況によって取得日数は異なる。





日本語学校のほとんどの学校が教科書を忘れたらコピーをさせている。
授業中に事務室まで行って、コピーをさせ代金を支払わせるといったパターンが多い。

学校教育の現場では、まずこういった対応はしない。
学生が教科書を忘れたら隣の学生に見せてもらうことが多い。

忘れる学生は、ほぼいつも決まっている。
その学生の指導をきちんとしないかぎり繰り返す。

忘れたらコピーでは何の指導にもならない。

「ハンカチを広げる」と言うが「ハンカチを開く」とは言わない。
また、「本を開く」と言うが「本を広げる」とは言わない。

「開く」は閉じた物に使い、「広げる」は面積を大きくするときに使う。

何気なく使っている日本語も使い方の違いを意識して使っていることは少ない。
尋ねられると使い方の違いを答えられないことが多い。
留学生は日本人が意識して使っていない言葉について質問をしてくる。
こちらが勉強になることが多い。

信じられない話だが、JLPTはカンニングできると噂で聞いたり専任講師から聞いたことがあった。
言われてみれば、直前の模擬試験でぱっとしない学生が、N1でほぼ満点で合格していた。
有りえない?これはおかしい?
こういうケースが多ければ疑われても仕方ないだろうが、事例が少なすぎる。

マークシートに書きこんだ解答をカンニングできる?

あのマークシートの書きこみをのぞき見できるのだろうか?
我々日本人は受けることができないが、もしこれが真実ならば大問題だろう。
試験中の会場の様子を見てみないから全く分からないが、もしかしたら死角があるのかもしれない?
全くもって事実関係は分からない。



日本語学校の留学生たちの3つの大きな課題は、
私語・睡眠・携帯
どこの日本語学校でも問題になっている。
携帯は、授業前に回収する学校が多い。
睡眠は、3回注意して欠席といった罰則をつくっている学校がある。

一番の問題は、私語。
この点については講師任せ。
放置状態の学校が多い。



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