日本語教師養成講座は、はっきり言って授業をする上でほとんど役に立たない。
実際に授業実習をする時間は、少なすぎて話にならない。
ほとんどの内容が、日本語教育能力検定試験のための勉強なのである。
日本語能力検定試験に合格しなくても非常勤講師にはなれる。
420時間の養成講座履修は、非常勤講師への資格を取得できたくらいに考えた方がいい。
現実問題として、日本語で日本語を教える直接法は、実践を通して学ぶしかない。
私は元教員なので教育技術についてはあるものの、直接法については磨きをかけなければならなかった。
授業の導入、その時間のポイントをいかに分かりやすく指導するか、それが全てである。
そのためには指導書をそのまま使うのではなく、
アイデアをプラスしてより良い指導の在り方を考える必要がある。
非常勤講師のスタート段階では、授業ができるかどうか不安があるだろう。
しかし、少しずつ実践を積み重ねていけば、ある程度のレベルには達する。